チャンス・フォー・チルドレンには、毎年学ぶ意欲の高い子どもたちから支援の応募が殺到します。しかし、寄付金が十分に集まっておらず、多くの子どもたちが落選せざるを得ません。
2018年度は定員197人に対して、1,070名もの子どもたち支援の応募が寄せられ、800名以上の子どもたちが落選してしまいました(図1)。
また、2016年に当法人の支援に応募した中学3年生242名に対して実施したアンケート調査結果によると、「現実的な進路を選んだ理由」として「経済的な理由」と答えた子どもたちが16.5%(全国4.3%※)に上り、多くの子どもたちがやむをえない事情で進学を断念していることが明らかになっています(図2)。
震災から8年が経ちますが、震災の爪痕が深く残っているのです。