放射線測定器・ガイガーカウンター比較コーナー

入手可能な良好機種であるSOEKS01MCL、RD1706、RD1008、また上位機種との参考比較

 SOEKS-01M CL について(バージョンに注意)

 縦105mmX横45mmX厚18mm。小さく細く軽いので気にならないが、逆にポケットから落とす危険性がある。
 検知速度は速く、約10秒で平均数値を出す。これを繰り返して更なる平均を表示する。放射線の変動をグラフで確認できるのがかなり便利。
 警報は音種音量変更可、やや聞こえにくい。落としたら壊れる強度で落下対策必須。電池は単4が2本。カラー液晶は見やすいが電力消費が過激で2日持たない。
 エネループ+USB充電可能なのでその環境構築が必須。このため避難時や被災地のような窮乏環境での実用性は低い。USB接続での常時測定動画公開などに向いている。


※運用メリット:安価、小型軽量、簡単な操作、わかりやすい変動表示。状況悪化を心配する知人への贈答品に向く。安く調べたい初心者・主婦向けとしては良い機種である。

RADEX RD1706 について

縦103mmX横59mmX厚25mm。ズボンのポケに入るが、やや厚みがある。すごく軽い。ポケットの外にGM管(2本)が向くように入れよう。
 検知は、平均を出す方へ特化している。約25秒で平均数値を出す。これを4回繰り返し全体平均を表示。その測定途中の状況は画面を見ただけでわかるようになっている。
 警報はやや耳障りで音量調整なし。各地の計測時で人が多い所では設定値を高くして静かに計測している(2μとか)。強度はSOEKS-01M CLよりは上だが、RADEX RDシリーズ自体、落下に弱い。
 電池は単4が2本。バックライトを使うと明らかに使用時間が短縮。でも30日はもった。電池BOX蓋が外れやすい。長めに使えるため、日常的に携帯できた。
 ガイガー管が2本であるのは伊達ではないようで、実際、放射線が増加すれば即座に警告してくれた。測定数値の平均出す前に、警報が鳴る。


※運用メリット:携帯性の高さ、電池が単4(震災当時からしばらく単3は売り切れ状態)。1万弱〜3万の安価製品で一番信頼がおけるのはこれではなかろうか。

RADEX RD1008 について(画面表示はRADEX RD1706の進化型であることを考慮のこと)

 縦140mmX横64mmX厚26mm。ズボンのポケに入るが、1706より長いために割と気になる。スーツの内ポケなどが良い。
 検知は、約21秒で平均数値を出す。これを8回繰り返し全体平均を表示する。パンケーキ型を2つ搭載しているので、γとβを別々に測定できるメリットを持つ。
 γ測定では2つのパンケーキを使用するため、数値に対する信頼性が上がる。参考として福島県の乳製品(関東大量流通品)を乾燥させた検査で使用したが、γもβも感知する製品を簡易的に発見できた。
 (精密測定に回した結果100mlで約30Bqあったが、キロあたり300Bqというところか。)
 警報は音量調節可なので耳障りではない。電池は単3が1本。24時間フル起動で各地測定しながら35日ほど使えた。電池BOX蓋が開けにくいものもあれば、開きやすくて蓋紛失するものもある。
 性能は良いが、高さ1mから落として真っ二つになって壊れるような強度。


※運用メリット:電池も長く持ちβ平均も出すので環境監視に向くので重宝した。携帯性も良好で、価格と信頼性と運用面から見れば、一番便利か?これ一つで普通の人は良いと思う。

インスペクター+

 縦148mmX横78mmX厚31mm。携帯するには微妙に大きく重い。ブーツと呼ばれる防護ゴムで覆うと更に増量。ブーツ無しの単体だとスーツの内ポケに入る。
 検知は、大型パンケーキにより3秒更新でかなり速い。しかし平均が出るわけではない。ただ放射線の測定モードが複数あるので様々な視点から現状の環境を速やかに確認できる。
 通常の時は3秒前の数値を感知している訳ではないのだが、強度汚染の場合は3秒更新レベルになる。反応速度はホットスポットで直接確認するとよいだろう。CPM設定の時は特に役に立つ。
 携帯には向かないが、そこそこの感度があるためホットスポット探索に向く。α、β込みで測定可(精密測定)。野菜などの表面付着には反応するが、変動の見方については別途、学習した方が良い。
 福島県の乳製品(関東大量流通品)等の液体検査時には、そこそこ役に立った。他にスペクトロメーターがあったので、合間を見て試したに過ぎないが…無いよりはマシである、という性能である。
 警報は、病院の電気治療機器みたいな音。こちらも音量は絞れず電池は9V箱電池1個。パナソニックの電池で2ヶ月使えた(24時間フル、各地測定込み)。
 別のプレート着けても電池BOX蓋は普通に開く。本体の強度だが…強そうに見えるが落としたら壊れる。ブーツを活用しよう。


※運用メリット:大衆向け測定器の王者だけあってガイガーの中では感度は良い。事故後の対策を練っている時点でなら、これで十分だろう。

※運用デメリット:β線単独での測定が不可。これでスーパー内をウロウロしてると人の目を引く。携帯性が低い。雲母GM管の連続使用寿命が8000時間らしいので、常時測定値動画などを投稿するには向かない。
 ある程度知識がないと無駄な浪費となる(放射線測定に関する学習をそれなりに要する)。



2011年から環境性の測定値と測定器の問題から読み解く放射線情報

 γ測定だけだと、134Csは半減期が約2年と短いために「放射線が下がったのでもう安心!」となりやすい。おそらく2013年頃にそうなるだろう。
 だが、現実は違う。問題なのは放射性物質がそこら中にあり、乾燥時に再び「空気中に舞い上がる」点にある。特に冬。
 現状を正しく知るためには、良い機器を確かな知識で運用することだ。そしてリスク管理とは、安全であることを前提に考えるものではない。どちらも基本中の基本だ。
 γ線のみの測定器で誤魔化そうとする政府、文科省、県や市町村の教育委員会の保身に走る為政者は、子供殺しの片棒を担いでいるといえる。
 ネットで情報が検索できる時代だ。子供は親の不徳不勉強を叩き直す機会を与えられている。
 次世代を犠牲にする無能な親は棄て去らねばならない。出来なければ次世代が死ぬだけだ。未来が無い!東日本全域に根深く残る建前主義の闇。関東人の子供といえども、何のための人生かを考えるくらいの知能はまだ残っているだろうに!。西日本では、関西人などは本音である為ネットSNS関連の放射線情報に敏感に反応して、福島第一原発から遠方にありながら深刻に受け止め、備えは万端であるのになぁ。
 原因は何であれ、今、確かに放射性物質は、飛んでいる。本当の意味で実害原理を知っている者は、安全だなどと寝言を言ったりしない。
 知りたければ、良く動かないと!必要な道具を手にし、使いこなそう!昨今のネット情報に飛び交っているように、TVメディアも情報統制がパンクしてきた。バラエティーなどで福島第一の現場職員リークYouTube投稿に話題が及んで来た。福島第一は収束していない!継続して放射能汚染する中、生きるということは、そういうことだ。
 妄想しながら現実から逃げる者は、大人ではない。行動する者こそ、子供らの指標となる大人である。
 一途に真実を直視する者には、適切な勉強と適切な行動を期待する。

さて、今現在の段階でこのブログを見る者は、都市型汚染に関して少しは勉強してきていることだろうと思う。
文献やネットで情報収集も進み、自分や近場の人間の体調不良も目につき始めている頃だろう。昨今のまだ若い芸能人ほか著名人の突然死・ガン入院その他循環器系(心臓・脳)疾患に見るその危惧は正しい。ゆっくりと、状況は進行している。チェルノブイリはベラルーシ近郊において、6年後半から不審突然死・疾病の増加、年明けの7年目は更に増加し、住民周知の事となり大挙として疎開した。
感情如きで対応できるレベルをはるかに超えているのがわからない状況判断が鈍い者は相変わらず多いが、なにせ放射線は見えない為把握しずらいが、少しずつではあるが理解した者は増えているようだ。まあ、少し手遅れ気味でもあるのだが。心配。
自分の命に対する責任は、まず自分に帰する。ゆえに、楽観的な他人の状況判断を第一義に持ってくる時点で、それはリスク管理の基本から外れる。
Dr.バズビー氏の上を行く悪状況を想定しろとは言わないが、想定外への対応も柔軟に模索もせず、自分の命を適当に他人に託しておいて後々喚く駄馬になりたくなければ、自分で動かなければならない。

 

まとめ

今回、ガイガー4機種についてコメントを新たに書いたが、これについて重要なことを述べておきたい。
この4機種をなぜ最初に書いたか、それ以外の機種を追加しなかったかなのですが、この4機種は、事故当初

PM1710A

との検知比較で、数値変動の流れが大体一致した反応を示したからだ。
事故当初から入手しやすいもので、安価から初心者向けとしては限界にあたる価格帯の中では、元々この4機種が優秀であった。

4機種にも言えることだが、ホットスポット及び一部の変動監視にはガイガーカウンターは役立つ。30万するシンチレーションだと盗難が怖いが、インスペクターだとそうでもない。地域住民の人間の民度の低さが放射能汚染の蔓延を示すものだ。
そんな民度の低い者が、まともに現状を認識できるはずもないのだが、全てがそうでもなかろうし、関東に来ている他県の人に、知る機会を与えたかったのもあるので。
ゆえに、あえて書くと、

「ガイガーカウンターで出ないものは、普通にあるのです。ああ、それも大量に」

最初から高感度シンチを使ってると、よくわかるのです。ガイガーで安心していて、それで不調に傾いていく無知な者たちを観察していれば。
ついでに言えば、それを起こす物質が放射性物質だけとも限ら無い。農薬・化学肥料・食品添加物等々によるホルモン異常、さらにこれから起こるモンサントのGMO汚染食材の解禁。F-1種による自家採種の根絶 etc…。今の現状艱難苛烈な状況であるのを見抜ける者が、どれだけいることやら。生命の尊厳を尊守する誠実な民が選りすぐられていくことになるであろう。自身の細胞の悲痛な声を聞ける愛に満ちた善良な人こそ、この艱難辛苦を克服するであろう。逆にいえば、来るべき時代に求められる人種はこのような民であり、人類未曾有のイベントを超えてゆく人々に未来は託されているのである。託されるからには!

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投稿者: アインソフ

冒険心旺盛な私です。なんでもやってみたがリヤ!このサイトも独学で立ち上げています。というか、実は資金難が本音。自分ではベストを尽くしていますが、果たして評価はいかに?

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